留学に興味があるけれど、長期と短期のどちらが良いのだろう?
やはり費用のことを考えると短期留学かな
長期留学と短期留学には、それぞれメリットとデメリットがある。
しかし、いちばん大切なのは留学の「目的」だ。
留学の目的に応じて期間を決めることが大切
留学は長期・短期のどっちがおすすめ?目的別に紹介
外国語でコミュニケーションを取ってみたい人は、短期留学がおすすめ
まだ海外に行ったことがない人で、「外国語でコミュニケーションを取ってみたい」という場合は短期留学がおすすめです。
例えば語学学校に行ったり、ホームステイをしたりするのがおすすめ。
メリットは以下の通り。
- 海外での生活の中で「気づき」を得られる
- 言語学習のモチベーション獲得できる
- 将来的な長期留学に繋げられる
海外で生活してみると、本当にたくさんの気づきがあります。
「日本とは空気が違うな」
「今まで見たことのない街並みが広がっているな」
「現地の人はとてもハキハキと喋るのだな」
言語とは関係のない気づきが多いような……
短い滞在期間で、その国から吸収するものは言語ばかりではありません。
むしろ、言語以外の情報の方が圧倒的に多い。
短期留学では言語をみっちり学ぶことができないからです。
その分、今学んでいる言語が使われている環境を知ることができます。
これを理解することで、自分がその言語を使うときの脳の解像度が劇的に上がります。
脳の解像度って、どういうことなの……
母国語としてその言語を使っている人たちが自分の脳内で浮かんでいる状態だと、日本語が脳内から消えていくということです。
頭の中が現地の人や環境の情報で埋まるため、日本語情報が外へ追いやられます。
海外で得た経験が脳内に残っていることで、「現地にいる感覚で言語を学ぼう」と脳を騙すことができる。
この場合の海外経験には、長さはあまり関係ありません。
「体感したことがある、見たことがある」というように経験が「ある」ことが大切です。
実際に、筆者は中学時代の海外短期留学ホームステイで得た経験を脳内に焼き付け、高校生の間英語の授業を頑張りました。
そのホームステイのおかげで「英語を使えるようになろう」という意識を高めることができたのです。
目の前には黒板があるけれど、脳内は海外っていう訳ね。
短期留学によって得た気づきをそのまま言語学習のモチベーションに繋げられるため、非常にお得。
将来的に自分が外国語を使って成し遂げたい何かを見つけたら、長期留学をするという手段もあります。
すべてのきっかけは、こんな風に短い海外経験から始まるかもしれません。
そう考えると、短期留学のコスパは最強ですね。
小さい海外経験から積み重ねていくことで、無理のない成長ができるという利点もある。
しかしながら、以下のようなデメリットもあります。
- 留学中に言語の上達が見込めない
- 観光要素が強くなりすぎてしまう
短期留学では、留学中に言語力の伸びを感じることが難しいです。
むしろ、留学後に英語のスコアが下がってしまう可能性もあります。
筆者は1ヶ月のオーストラリア留学の前後にTOEICをやりましたが、帰国後のスコアが30点ほど下がってしまいました。
しかし、それは決して私の英語力が下がったということではありません。
その後、じわじわと点数は上がっていったのです。
短期留学のおかげで、英語学習における自身の吸収力が上がったからでしょう。
とは言っても、オーストラリアの留学中は観光づくしの毎日だったのでは?
筆者の場合、1ヶ月の留学は想像以上に観光づくしとなっていました。
観光という誘惑に負けずに勉強をたくさんする留学にしたいという方は、留学の方法に注意しましょう。
英語の資格にも注意。
長期・短期にかかわらず、留学するにはTOEICの資格が重要な場合がある。
1人で勉強するのは続かないんだよなぁ
そこでおすすめなのがスタディサプリTOEICテスト対策のパーソナルコーチプラン。
おっ。AIコーチがついてくれるのかな
いや、人間がコーチだ。
音声通話や相談が可能となっている。
心強い!!
↓こちらからお申し込みが可能です↓
外国語「で」しっかり学びたい人は、長期がおすすめ
交換留学やその他の方法を使った留学でしっかり学んできたい人には、長期がおすすめです。
海外で言語「を」学ぶのではく、その言語「で」学びたいならば、長期留学がおすすめ。
短期留学で終わってしまうのは、もったいない。
メリットは以下の通り。
- 海外での生活に慣れることができる
- 滞在の長さを活かして人脈を作れる
- 将来のやりたいことや仕事のためになる
長期留学は、短期留学よりも現地での生活に慣れることができます。
その上、一生の仲となるような友達を作れたり、自分の本当にやりたいことを見つけられたりと、人生を大きく変える留学となるでしょう。
しかし、短期留学を否定しているわけではありません。
もちろん長期留学にもデメリットがあります。
- 費用がかかる
- 親に反対される
お金がかかるのはどうしようもないことだから、親の説得も厳しいよ。
長期留学には多額の費用がかかるため、親に反対されてしまう人もいるでしょう。
どうやって説得すれば良いのでしょうか。
まずは、熱意を使えることが大切。
正直に、自分の留学への思いを伝えてみましょう。
なぜ留学するのか
将来どうなりたいのか(現地点の考え)
あなたがこの2つをしっかり言えるのなら、親を納得させることはできるはずです。
納得してもらえても「お金は自分でなんとかしろ」と言われたらどうするの?
留学のための奨学金があるから、自分が応募できるものを調べてみる。
地域や学校によって応募資格が異なる奨学金があることに注意しましょう。
筆者のおすすめ奨学金は以下の3つです。
筆者はトビタテ!留学JAPAN奨学金の受給者でもあるので、近いうちに応募方法についての記事を書きますね。
【まとめ】留学は短期・長期どちらにも意味がある!
「期間が長いから良い」「短いから悪い」というわけではなく、それぞれにメリットがあります。
自分はなぜ留学したいのかを突き詰めて、計画を立ててみてください。
それではまた。
おやすみなさい
コメント